元気のない時に読むと良い本
こんにちは、ペイです。
なんとなく憂鬱だなとか、気分が
乗らない事ってありますよね?
もちろんボクにもあるんですけど、
そういう時に皆さんはどうしてい
ますか?
ボクはできる限り、体を動かすと
か、自分の顧客へ連絡をして、話
しをするとか何かしらの行動をと
っています。
こうする事によって気分を紛らわ
しているのですが、科学的に元気
になる方法があれば、それに越し
たことは無いですよね?
こういう元気が無い時に、どうす
れば元気は出るのかを科学的に分
析して紹介しているのが、この本
なんです。
この本を読むと実際の行動と、い
かに脳が重要な役割を果たしてい
るかが分かります。
人間はこれまで、「何かをするとき、まずは頭で考えてから、脳で命令を出して行動を起こしている」と考えてきました。 ところが、心理学や脳科学の世界では、人は「行動してから考える」というのが常識になりつつあるのです
リベットというアメリカの生理学者が行った実験では、動作を行う準備のために送られる信号が、動作を行う意識の信号よりも350ミリ秒も早かったことがわかっています。 つまり、 考える・心で念じることより、実際の動作のほうが脳に与える力は強いのです。 さらに、もう一つ。脳には、一度その行動を始めると、のめり込んでしまうという性質があります。脳にある 側 坐 核 という部分がやる気の「スイッチ」なのですが、 一度作業をやり始めると、この「やる気スイッチ」が入り、やめられなくなってしまいます。 テスト勉強中に始めた掃除がモリモリ進んでしまうのはそのせいなのです。 就寝前、何の気なしにマンガの1巻を読んだら、つい全巻読んでしまった……といったことも、このような脳の性質から起こる現象なのです。
このようなことから、やる気スイッチを入れる方法は、「四の五の言わずにやり始める!」に尽きる、というわけです。 ただ、「やり始める」ためには一つだけポイントがあります。 それは、 やりたくないことをやるための障害を、できるだけ減らしておくこと
また、姿勢も元気になるには重要だ
なんて考えたこともなかった。
堂々とした姿勢をとらせた被験者 ・縮こまった姿勢をとらせた被験者 という2つのグループにそれぞれギャンブルをしてもらいました。 すると、前者のグループのほうがよりリスクの高い賭けに好んで出る結果が出たそうです。 さらに被験者の 唾液 を調べたところ、 堂々とした姿勢──つまり背筋を伸ばした姿勢の被験者には、「テストステロン」という決断力・積極性・攻撃性・負けず嫌いなどに関係するホルモンの増加が見られました。 つまり、姿勢をシャンとするだけで、チャレンジ精神に満ちて、戦う勇気が出てくるということです(ちなみに、サル山のボス猿にはテストステロンが多く見られるそうです)。 それだけでなく、堂々とした姿勢のグループの人は「コルチゾール」というストレスホルモンも低下していました。 このように、「背筋を伸ばして!」というのは、精神的なおまじないではなく、物理的に脳や身体に大きな影響を与えています。 うつむいていると、気分はさえませんし、まわりからも「アイツは陰気で攻撃しやすそうだ」と思われてしまうのです
胸を張っていると、一緒にいる人も痛みに対する耐性が高くなることがわかりました。これはつまり、 胸を張っていると、自分もまわりの人もストレスに耐えられるようになる というわけです。 これはたとえば、リーダーが自信にあふれていれば、その下でがんばる人たちも良い影響を受けるということです。 もちろん、やりすぎると不快感を与えてしまいますので、ほどほどに……ではありますが、「胸を張る」というのは、バカにできないどころか、驚くほどの効果があります。 元気なポジティブオーラを発したい! という方は、ぜひ、胸を張ることを意識してみてください。
そしてボクが一番すきなのがこの
部分です。
人生は良いことばかりではありません。なんだか最近、元気がないなぁ……。ついてないなぁ……。腹が立つなぁ……。悲しいなぁ……そんなふうに、気持ちが沈んでしまったときには、ぜひ笑顔をつくってみましょう。 そもそも、人が笑顔になるのは「楽しいから」「幸せだから」ではなく、笑うから楽しくなるし、幸せになるのです。 つまり、「笑顔」=「楽しい」「幸せ」だと脳にインプットされていますから、笑顔をつくることで幸せな気分を呼び起こすことができ
なんだかんだ言っても、やっぱり
笑顔が一番なんですね。
確かに笑顔の人のところには人
も集まりますし、いつも怒って
いる人のところには寄り付きた
くないですよね?
笑顔はみんなを元気にするし、
自分も元気になる源なんです
ね。
なんだか最近気分が晴れないな?
と言う方におすすめの一冊です。
是非、読んでくださいね!