想像力は経験にはかなわない



こんにちは、ペイです。

 

「親の心子知らず」とは良く言います。

 

ドラマでも、親子のケンカのシーンで

「俺の気持ちなんて分からないだろ!」

と言うセリフがありますが、果たして

そうでしょうか?

結論から言うと、自分が経験したこと

の無いことに関しては、相手の気持ち

なんて分からないだろうなと言うこと

です。

 

昨日、次男が23歳で我が家から独り

立ちをしました。

 



 

子育てとは、子供を自立させるために

していると思ってきたし、早く家を

出て行かせるのが親の務めだと思って

いたので、そういう意味ではめでたい

ことなのですが、彼が出て行くことに

なった時から、これでこういう事も

最後だな?とか、まだまだ親として

伝えるべきことや、やるべきこと

があるのでは?と妙にセンチメンタル

な気持ちになっている自分がそこに

いました。

 

思えば、3歳の時のかわいい姿や

中学で学校に行けなくなり、あまりにも

辛そうな姿を見て、もう学校へは行かな

くて良いと彼に伝えた朝のシーン

が鮮明に蘇って余計にそう思って

しまったのだと思います。

 

何が普通なのか?と問われると分からない

し、それぞれの家庭で子育ては一筋縄では

行かないかも知れないけど、長男しかり

(ここでは触れませんが)次男の不登校し

かり、子育てを通じてずいぶんと自分自身

も成長させてもらったな、と思えること

が沢山ありました。

 

そして今回、次男が我が家から旅立って

行くことを通じて、こんなにも子供が巣立つ

ことで自分がセンチメンタルな気持ちに

なるなんて思ってもみませんでした。

 

きっとボクが25歳で結婚して家を出る時に

親父もこんな気持ちだったのかな?と改めて

思った。

 

愛する人と一緒になるうれしさでボク自身は

幸せな気持ちでいっぱいだったので、親の

気持ちを慮ることはなかったけど、やはり

自分自身がそういう立場になって初めて

分かることはあるんだな、と今回のこと

を通じて改めて実感した次第です。

 

自分が実家を出た時は本当に「親の心

子知らず」だったのだな?と自分が

その立場になって初めて実感したので

きっと次男もそういう時がきっと

くるのだろうな?と彼の成長を感じな

がら思うし、親は出しゃばらずに

必要な時に手を差し伸べる存在が

良いのだな、と実感した出来事で

した。

 



 

これからも自分の親が経験したことを

ボク自身が経験することになると

思うのだけれども、楽しみなようで

ちょっと不安な自分がいて、いままで

いろいろと奥さんには強がりを言って

きただけに、ちょっとすべてが

強がりだったことが証明されそうで、

怖い自分がいまここにいます。

 

でも次男にはしっかりと自分の足で

歩いていって欲しいと思う、今回の

出来事でした。

 

今回のブログは自分自身のことで恐縮

です、備忘録の意味合いもあって

記しています。

 



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