こんにちは、ペイです。

 

ボクは浦安に住んで今年で２２年にな

ります。

 

これは浦安住民あるあるなんですが、

浦安に住んでいると、毎年ディズニー

から招待券が配られるの？と良く聞かれ

ます。

しかし、決してそんな恩恵はないんですね。

 

あったらうれしいんですけど。

 

それが証拠にボクは、昨日、数十年ぶりに

東京ディズニーランドを訪れました。

（キャストの間では、インパークと言って

いました、あくまでもボクがバイトをしていた

３２年前の話しなので、いまもそう言っている

か判りません）

 

子供達が小さかった頃には、年間パスポートを

購入して公園代わりに良く行っていたディズニー

ランドも子供たちの成長と共に行かなくなり、

ただ毎日の通勤で利用する舞浜駅で楽しげな人達

を見送っている毎日です。

 

そしてこのブログで東京ディズニーリゾートを

訪れる人達に少しは役に立つかな？という情報を

発信しているけれど、ディズニーランドにはとんと

無縁だったのが、今年のお盆休みは旅行の予定も

無いし、息子の彼女が遠方から我が家へ泊まりに来

るので、それに便乗して十数年ぶりにディズニー

ランドへ行くことになりました。

 

久しぶり行ってみると、やっぱりそこは相も変わらず

夢の大国で、わくわくする空間であり、ボクのような

おじさんでも、妻のようなおばさんでも子供にかえっ

てはしゃいでしまう場所でした。

 

ボクはディズニーのキャラクターのファンでもなんでも

無いけど、見るだけでテンションあがるし、握手したり

するとそれだけでやっぱりうれしい気持ちになるのだか

ら、好きな人にはたまらない場所なんだろうな、と素直

に思えた。

 

でも、すごく気になることが一つありました。

 

それはボクが歳をとったからかも知れないけれど、偶然

にも奥さんも同じ事を感じていたらしくて、彼女のほうか

らボクが感じていたことと同じ話をしだしたので、あなが

ちボクの歳のせいだけではないと思います。

 

それはキャストの人達のゲストに対する接し方で、言葉に

するのがすごく難しいけど、フレンドリーさであったり、

親近感であったり、そんな感じのことだった。

 

決して悪いと言うことでは無くて、むしろすごく素晴らしい

対応なんだけど、数十年前まで良く通っていた当時とは何か

が違うな？というものだった。

 

最初にボクの頭をよぎったのは、週刊誌の見出しで見たディ

ズニーの運営会社のオリエンタルランドのパワハラの記事の

見出しだった。

 

ディズニーでパワハラ？

 

おおよそ似つかわしくないし、目を疑う見出しだった。

 

学生時代のバイトで２年間もお世話になったが、おおよそ

そんなことの起きるような感じの会社ではなく、スーパー

バイザーを筆頭に現場の雰囲気は良い職場だった。

 

当時も今もそうかも知れないけれど、社員よりもバイトが

良く働く職場環境だったが、社員の人達はみんなバイトの

ボク達にやさしく接してくれて、ミスをしても叱責したり

することなく、ミスをリカバリーしてくれる、そういう職

場環境だった。

 

そういうディズニーでパワハラなんてとは思っているのです

が、企業が成長する過程で、その会社の生え抜き以外の人材

を中途で採用することは良くあることだと思う。

 

そういう人達もディズニーの精神を勉強するとは思うが、

他の企業で染みついた効率やお金が優先されたり、自分

が一番大切みたいな人が管理職についたりすると職場の雰囲

気は一変してしまう。

 

ディズニーがそうか判らないけれど、パワハラの記事を見て

そんなことを想像してしまった。

 

かつてのキャストの人達よりも、遠慮がちと言うか、心から

自分も楽しんで演じていない感じがこういう事から来ていた

ら、この先ディズニーが素晴らしいと評価されていた美点

は１０年先には無くなってしまって、普通のテーマパーク

と同じレベルになってしまうかも知れないと思う。

 

頻繁にディズニーランドに行く人には判らないレベルだと

思いますが、例えて言うなら昔が１００だとしたら今が

９０、そんな違いですが、数十年ぶりに訪れたボク達夫婦

には何か違うな？と感じられることでした。

 

いま、いろいろな企業でいろいろな不祥事が起きています。

それらは創業者の理念とはかけ離れた行動から起きている

ことばかりで、月日がそういう事を薄めてしまうのかも知

れません。

 

しかしディズニーにはそういう事はあって欲しくないし、

ボクの感じたことや想像が杞憂であって欲しいと思った

そんな久々のディズニーランドでの楽しい一日でした。