ホンダのクルマの中でも最高の装備の軽自動車 N-WGNの考察

だいたいにおいて、ものには順番

というものがある。

 

昨年、我が家ではいっきに3台

のエアコンを入れ替えた。

 

使用頻度や付ける部屋を考慮し

て、最上級機種・中級機種・

普及機種を購入した。

 

もちろん部屋を冷やす能力に

違いは無く、最上級機種はビン

ビンに冷えて、普及機だといま

いちと言うことは全く無い。

 

しかし、その機能には明らかに

違いがある。

 



 

日本で最初に家庭用のエアコン

を開発したこのメーカーのエア

コンであるが、昨年50年ぶり

に室内機を新たに設計しなおし

た。

 

それが、最上級機で室内機にフ

ァンが2機搭載されていて、左

右にそれぞれ3枚ずつ合計6枚

あるフラップが複雑な動きをし

、ときには壁に冷気を当てたり

して室内を快適な温度に調整し

てくれる。

 

そして室外機は業務用のエアコ

ンと見まごうばかりの巨大さで

最上級機と普及機の室外機の大

きさを見て、取り付けに来た業

者の方の2人の会話が、「なんだ

よこれ、大きさが親子みたいだ

な!」であった。

 

 

ボクの好きなカメラでいえば、

エントリー機はエンジニアプラ

スチックの筐体で、中級機で

アルミが採用されたりして、

プロ仕様の最上級機種はマグ

ネシウムの筐体である。

 

 

だいたいにおて、上級・中級

・普及タイプでこういう差別化

が図られている。

 

 

こういうことは何もモノだけでは

無く、サービスでも存在する。

 

旅客機は1つの空間のなかにエコ

ノミーからファーストクラスとい

うヒエラルキーが歴然と存在する。

 

このように最上級から順番に良い

装備や作りがされているのが当た

り前だと一般的には認知されてい

るのではないだろうか?

 

画像出典:本田技研工業

 

しかしホンダにはこれが当てはま

らいことがたびたびある。

いまで言えばホンダセンシングの

機能が一番充実しているのが軽自

動車のN-BOX・N-VAN・N-WGN

でホンダセンシングの10機能す

べてが搭載されているのがこれら

の軽自動車であり、フラッグシッ

プカーのレジェンドでさえも9つ

の機能で後退時の誤発信抑制機能

は装備されていない。

※ACCに関しては渋滞運転支援機

能が付いているレジェンドのほう

が高機能です

 

画像出典:本田技研工業

 

それが、N-WGNでは10機能と

渋滞運転支援機能までも搭載され

ていてホンダセンシング搭載車の

なかでは一番の高機能なクルマと

なっている。

 

しかも、実際に乗るとアダプティ

ブ・クルーズ・コントロール

(ACC)の制御が他の車種よりも

洗練されていて、停止時からの発

信や先行車が車線変更してからの

設定速度までの加速が緩慢で人間

の感性に合わなかったものが見事

に解消されていて、その加速時は

エンジンが気持ちよく吹け上がり

設定速度まで加速してくれるよう

になっている。

 



 

それもドイツ車のように恐怖感を

覚えるような暴力的な加速ではな

く、ボクにとっては自然な加速感

で非常に好感がもてるものだった。

 

まあ、ドイツは速度無制限のアウ

トバーンがあるお国柄ですから、

一気に加速しないとかえって危険

なので、こういう設定になってい

ると思います。

 

いずれにしても、このブログを書い

ている2019年9月18日現在で

はN-WGNがホンダ車のなかで一番

高機能なホンダセンシングを搭載

していることになります。

 

おまけに軽自動車なのに、電子制御

式のパーキングブレーキや信号待ち

でありがたいブレーキホールド機能

まで搭載されていて、127万円ほ

どのお値段で買えるなんて・・・

 

画像出典:本田技研工業

 

走りはノーマルエンジンでもN-BOX

よりも車両重量が軽いので必要十分

ですし、遮音性も高く走行時のノイ

ズも静かです。

 

こういった静粛性や高剛性な車体は

ルーフのレーザー溶接も影響してい

ると思います。

 

N-BOXに続いてこのルーフのレーザ

ー溶接が採用されているおかげでルー

フモールの無いすっきりとしたデザイ

ンを実現してますし、軽自動車にこの

高コストの溶接技術を採用する当りが

軽自動車に対するホンダの本気度の現

れだと思います。

 

現在日本で売れている4輪車の40%

が軽自動車と言う現実を踏まえると

うなずけますが、他社よりもかけてい

るコストはハンパないと思います。

 

これらのことを踏まえると本当に

お買い得な一台だと思います。

 

いま軽自動車の購入を検討されて

いる方には一度試乗されてみる事

をおすすめします。

かなり気になる存在の一台になる

と思います。

 

こちらの記事も合わせてどうぞ

新型NSXはライバルと比べると何が勝っていて、何が劣っているのか

どんな路面条件でも最も速く快適に目的地に移動できるセダン

NSX(NC1)に一日乗ってみて判ったこと

 



Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です