モチベーションを上げるのはそんなに難しくない

2017年の8月に長年一緒に働いて

きた後輩の営業が退職をした。

 

彼とは、以前勤務していた店舗でも一

緒で、いまの店舗にも10年前に一緒

に転勤してきた。

 

そして、2018年の1月にももう一

人の営業が退職をした。

 

ぼくの勤務する店舗には営業は7人い

て、彼ら2人とボクの3人でこの店舗

の60%の台数をこなしていた。

 

しかも都内で3店舗だけ取り扱いをし

ている3000万円近い価格のスーパ

ースポーツもボクが一人で担当をしな

くてはいけなくなった。

 

冷静に考えるとこれは非常に大変なこ

とだけれど、なぜかボクは楽観的だっ

た。

 



 

何とかボク一人で頑張ってと責任者は

言うけれど、どうにかなるものと、ど

うにもならないものはある。

 

誰がみても、これは非常に大変なこと

になってはいるのだけれども、これら

を考えるのは、いつも机上で数字のこ

とを考えている経営のプロの人達の仕

事だろう。

 

そして2人退職して、1人の補充があ

って営業が実質1人減ることになった。

 

営業の仕事といっても、いまは好き勝

手に活動して結果を出せばいい、とい

う事では無くなってきていて、いちい

ち会社の方針として、すべての活動に

数値目標があげられていて、どの顧客

に売り込みをするかも、いちいち指示

をされる。

 

そして、これらの活動の進捗を管理さ

れ、売れないのはできていないからだ

と言われるので、これらの活動をこな

すために仕事をすることになる。

 

でもボクは2人の仲間が退職をしてか

ら、こういう仕事をしないことにし

た。

 

なんでか?と言われれば特に理由はな

い、でも以前からムダなことだと思っ

ていたし、限りある時間を本当に大切

なことに使いたかったからだ。

 

そして、1月から6月にかけて、ボク

1人で店舗の50%の台数をつくるこ

とができた。

 

立場的にはボクは営業のトップなので

当たり前かも知れないが、いままで3

人で作ってきたものを1人でつくるの

はなかなか大変なことかも知れない。

 

では、なんでできたか?と言われれば

やりたくないことはしなかったから

としか言いようがない。

 

営業の仕事とは本来、結果がすべてで

いちいち活動の内容を指示されるもの

ではなかった。

 

それがいつからだろう、すべてのやる

ことを決められるようになって、思考

停止でそれをこなさなくてはいけなく

なったのは。

 

人はみんな、こうやって茹でがカエル

のように気が付くと茹で上がって死ん

でしまうように、じわじわと追い詰め

られてしまうのだろう。

 

こういう変化はボクが思うには、20

08年のリーマンショック以降だと思

う、これ以降、株主が強くなって、会

社の経営が株主の顔色をうかがうよう

になってから、ボクの会社でも、こう

いう活動をやらせて、こういう成果が

ありました、みたいなアリバイ作りの

ためにすべての活動が数値化されてい

ったと思う。

 

でもボクはこういうことをやめて、

自分のやりたいように仕事をするよう

になって結果を伸ばすことができた。

 

つまり、モチベーションと言うのは

人から指図されたことをやっていて

は上がらないものなのだろうと思う。

 

自分の頭で考えて自分で行動すること

が出来れば自然にモチベーションが

上がってゆくのもだと思う。

 

いまでは成人した次男が小さかった

ころ、夏になると一日中、虫網をもっ

てセミを追いかけまわしていた、汗だ

くで一心不乱にセミを追いかけていた

のは、セミを捕まえたいと言う自分

の中での目標があり、自分の頭で考え

て行動しているから、沢山のセミを捕

まえられたのだろう。

 

つまり、モチベーションは人から言わ

れたことをやっているうちには上がら

ないものだと思う。

 

なかなかモチベーションが上がらない

な?と言う方は誰かに言われて仕事な

り勉強をしていませんか?

 

もしそうであれば、それはやめたほう

がいい。

 

もっと自分のやりたい進め方や自分に

ストレスのかからないやり方でやった

ほうが、結果の出方が変わります。

 

54歳のボクにもできることは、きっ

とあなたにもできます。

 

自分のやりたいようやってみてください。

 



Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です