出来ない理由を探すのではなく、どうすればできるかを考える

こんにちは、ペイです。

 

ボクの仕事は自動車のセールスです。

お客様に自動車を買っていただく仕

事ですが、結構お客様から頂きもの

をします。

 

そんな中でも珍しいのが、お客様

が書いた著書です。

 

いままで3名の方から献本して頂き

ましたが、この本はその中の1冊

です。

 

 

この方は、もと自動車メーカーの

研究所の副社長だった方で、日本

のミニバンの先駆けともいえる初

代オデッセイの開発責任者をして

いた時の話しがこの本の中には書

かれています。

 

ちょうどボクも長男が生まれて、

当時乗っていたミニクーパーから

この車に乗り換えました。

 

 

当時の日本車で多人数乗りの車と

言えば、エンジンが運転席の下に

あるキャブオーバータイプの車し

かない時代でした。

 

スライドドアで2列目のシート

が回転して3列目に座った人と

対面になれて、背の高いのが多

人数乗りの車の常識でした。

 

こういった当時の常識とは違う

ヒンジドアで2列目のシートの

回転機能が無く、背の低いオデ

ッセイには否定的な意見が多か

ったのは言うまでもありません。

 

発売前は社内でも売れないだろう

と言う意見が大勢をしめていた

のを良く覚えています。

 

しかし、いつの時代もヒット商品

と言うのは、既成概念の殻をやぶっ

たところから生まれてきます。

 

オデッセイもそういう懸念とは

裏腹に発売するとすぐに大ヒット

商品になりました。

 

土日には沢山のお客様が来店し、

営業がさばききれない程でした。

2時間以上待って、待ち疲れた

から買って帰るは、と言って

契約して帰るお客様も沢山いら

っしゃいました。

 

そんなオデッセイの背の低い

パッケージングも、当時の

ホンダの工場では背の高い

車を作る設備が無く、仕方

なく当時としては背の低い

パッケージングになったのが

実情だったんですね。

 

そういう当時の開発秘話がこ

の本には書かれています。

 

誰もが無理と思い、会社から

も開発を断念しろと言われた

のに、絶対に作りたいと言う

強い思いがあったから実現

できた車です。

 

車を販売していて思うのですが、

開発者の熱量の高い車は売れます。

 

どんなことでもそうなのかも知れ

ませんが、真剣な思いは人を引き

付けるんでしょうね。

 

この本にはそういう開発者の熱い

思いが書かれています。

 

興味にある方は是非読んで見て

ください。

 

 

 

 

 

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