会社をクビにする
こんにちは、ペイです。
お恥ずかしながら、私のツイッターのツイートで
いままでで、いちばん反響が大きかったのがこの
ツイートです。
僕の知人の社長も家入さんと同じようなこと言ってたな。「社員が辞めると言うことは会社がクビになったと言うことで、そうさせてしまって申し訳ないと思う」こう言う社長のもとで働きたいと思った。 https://t.co/mpB8nUmJfv
— pei (@noriaki181) 2017年8月18日
もともとは、イケダハヤトさんのツイートのリンク先
のホームページに家入さんのコメントが貼り付けてあり、
そのコメントを読んで私がリツートしたものです。
家入さんのツイートはこちらです。
相談ならどれだけでも乗るが、一言でも「辞める」と明言された場合には絶対に引き止めないというポリシーを僕は最初の起業から徹底してます。なぜならそれは軽々しく口にすべき言葉では無いし、覚悟の上ならなおさら、引き止めるという行為は相手に対して失礼にあたると感じるからです。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年7月20日
その代わり、辞めた後やっぱり戻ってくるのは全くもって自由で、いつでもどうぞ、というスタンスです。流動性を高めるという観点でも、プラットフォームも会社も人付き合いも、そうあるべきだと思っています。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年7月20日
もちろん仲間がいなくなるのは辛いし寂しいし悔しいしなにより申し訳ないし、「引き止めない」なんてことを言ってるのは、もしかしたら自分が傷つきたく無いだけの、ただの強がりなのかもしれません。仲間が辞めるということは「まだここにいたい」と思わせられなかった、経営者の敗北なのです
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年7月20日
自分たちの目指す世界をつくるため、一人でも多くの仲間を集め、前に進んでいく。仲間が増えることのダイナミズムもそこにあります。ですが、その過程で失ってしまうもの、置き去りにしてしまうもの、辛い思いをさせてしまうひとが存在することに、トップは常に自覚的であるべきだと思っています。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年7月20日
小さな言葉ひとつ、小さな態度ひとつ、小さな痛みひとつ、そのひとつ一つに、トップが鈍感になってしまった瞬間に、組織は終わってしまう、そう思っています。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年7月20日
繰り返しになりますが、仲間が辞めるということは「この会社にまだいたい、この会社で更に成長したい」と思わせられなかった経営者の敗北なので、どんな経緯であれ、最後には「申し訳ない」という言葉しか出てこないし、頑張って魅力的な組織にするからその時は良ければ戻ってきて欲しい、と本当に思う
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年7月20日
いい人ブランディングぽい連投が続いたのであえて言うと、ぼくは「例え親子であろうと他人同士は分かり合えない」という前提にたってコミュニケーションしているので、辞めるという人を止められるとも思ってないし、むしろ止められると思うこと自体がとてもおこがましいと考えます。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年7月20日
どこまで行っても他人は他人、たまたま同じ方向に歩く時もあれば、道が別れることもある、また合流する人もいれば、そのまま二度と会わない人もいるだろう、カリスマ性やリーダーシップを発揮して「あっち行こうぜ!」なんてタイプでも無いし、「僕はこっちいくけど一緒にどう…?」くらいな感じです
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年7月20日
こういう考え方ってサラリーマン社長だと絶対に持てない感覚
だと思いますよ!
大企業の社長なんて所詮、みんな雇われ社長です。
株主総会をうまく乗り切ることで頭がいっぱいで、自分の
任期を無難に乗り切るためなら、部下にどんなことでも
やらせます。
だから、大企業の不祥事が絶えないんですよね。
私のツイートの知人の社長はオーナー社長で、30年近く
自動車のセールスと顧客という以上のお付き合いをさせて
いただいています。
非常に人格者で、ちょっと話しただけで誰もが人間的に
魅了されるような方です。
従業員とのコミュニケーションをとることに労を惜しまず、
この会社の課長の方から聞いた話では、課長の奥さんが
腰痛が2か月以上治らず大変な思いをしていると聞くや、
自分の懇意にしている医者のところへ一緒に連れて行き、
このご夫婦が治療が終わって、いざ会計と言うときに既に
社長が数万円の治療代を支払っていたなんてエピソードが
いくつもある方です。
こんな社長が経営する会社でも退職する人はいるわけで、
社員が会社を辞めると言うことは、会社がクビになったと
いうことで、その人の家族から預かっている身としては、
そういう決断をさせてしまって申し訳ないと思うと以前私に
話していたのが印象的でした。
私の会社は、ちょっとでもセールスが売れなくなると
職業を考えたほうが良いとか、辞めてもらってけっこう
とか言い出します。
本当に経営者でもこんなにも考え方が違うのかと愕然と
してしまいます。
その社長の人間性だと思いますが、人を大事にする人の
もとで働きたいと思いますよね!
辛い思いをして我慢するなら、この人手不足の時代、さっさ
と転職したほうが良いと思いますよ。