新型車が欲しければ買うべき3つの理由
こんにちは、ペイです。
私が勤務している自動車ディーラーでは
ここ最近、新型車ラッシュが続いています。
新型車といっても、いろいろありますが一般
のユーザーのみなさんと業界では少々解釈が
ことなると思いますので、まずは解説を。
・YMC(イヤーモデルチャンジ)
・MMC(マイナーモデルチェンジ)
・FMC(フルモデルチェンジ)
この3種類に分かれます。
業界的には、どれも出れば新型と言うのですが、
ユーザーの方にとってはフルモデルチェンジが
新型と言う解釈だと思います。(CMの表記は
少々異なりますが)
クルマも毎年小変更が行われて、だいたい秋ぐち
に翌年のモデルが発表されます、いわゆるこれが
イヤーモデルチェンジと言うものです。
そしてフルモデルチェンジをしてから平均2~3年
で行われるのがマイナーモデルチェンジになります。
この際の変更はそのクルマの売れ行きと競合他社との
兼ね合いで、フロントフェイスの変更まで大幅に行わ
れる場合もありますし、小変更にとどまる場合もあり
ます。
そしてフルモデルチェンジが一般ユーザーの方にとって
の新型車となります。
このフルモデルチェンジをした新型車をいつ買うのが
いいのか?ということに関しては意見の別れるところだ
と思います。
ドイツ人はモデル末期のクルマを買うのが好みのよう
ですが、これはドイツの車がイヤーモデルチェンジの
たびに、中身の変更が行われるところから来ているよう
です。
日本車でも初期のモデルはトラブルが多いから避ける
人もいますが、輸入車と比べるとトラブルも少ないです
し、よほど初めてのシステムでも搭載されていなければ
大きなトラブルは無いと思います。
では新型車が出て欲しければ買うべき理由とな何でしょうか。
下取りの車の値段は毎月落ちて行く |
大多数の方が今乗っているクルマを下取りに出して乗り換える
と思います。
よく新型車は値引きが少ないから値引きがこなれてから検討
します、と言う方もいらっしゃいますが、下取りの車の価格
は毎月落ちて行きます。
私たちディーラーの営業が査定に使う車種ごとの基本価格が
出ている本があります。
この本に出ている基本価格を元に査定をして、オークションで
の落札価格を元に下取り価格を決めますが、この基本価格は
平均で2〜4万円も月に下落します。
半年先に契約したとすると、最低でも12万円も下落してしま
います。
それに乗っている車がモデルチェンジしたりすると、さらに下
取り価格は下落してしまいます。
ただ、古い車に乗っている際は該当しませんので、一度査定して
もらった方が良いと思います。
現行型として乗っていられる期間が長い |
私はいままで新型車ばかり乗って来ました、それも全て出て
すぐに購入しています。
出てすぐのタイミングですと従業員割引もありません。
しかし値段ではなく、本当に欲しければ買ってしまう性分
なのでいままでそうして来ました。
ですから次のモデルチェンジまでは現行型として乗って
いられるので、信号待ちで新型に並ばれて引け目を感じる
なんて言うことも当分先になります。
最新の機能・車体設計・安全装備の方が安心に決まっている |
この記事を書いている2017年9月現在で、自動車を買う
人の最も関心のある装備は「自動停止ブレーキ」「誤発進
防止機能」「車間制御を行うクルーズコントロール」「車線
維持機能」等の安全装備です。
これらは完全自動運転が実現する過程での機能ですが、人間の
エラーを大幅にサポートしてくれるデバイスです。
ニュースで高齢者の運転ミスが報道されるたびに、注目される
ようになりました。
また車体設計も素材や溶接技術の進化で年々安全性能は進化
していますから最新の車の方が安全にできています。
まとめ |
値引きは少ないかも知れませんが、下取りの経済的な損失・現
行型として乗れる期間・安全性能の面では新型車を欲しければ
すぐに買うメリットの方が多いと思います。
ただ残念なことに、最近では新型車に乗っているから注目される
と言うことはないようなので、それは期待しない方が良いですよ!