学校に行かなくとも何とかなるんです

こんにちは、ペイです。

 

今年も9月1日がやってきました。

 

先日、私も初めて知ったのですが9月1日問題

と言って、夏休み明けのこの日が子供の自殺が

一番多い日なんですね。

 

思えば、うちの息子も中学1年の夏休み明けから

学校に行けなくなりました。

 

 

朝起きられなくなりダラダラしていたので、

学校へ行くように最初は催していたけど、

どうも様子がおかしいので、学校に行かない

のと行けないのは違うけどどっちなの?

とある朝聞いたことを今でも鮮明に覚えています。

 

その時の息子の返事は、ボクは学校に行けない

んだと言う返事でした。

そして、普段は泣かない子が大粒の涙を流しました。

 

本当に学校へ行くのが辛かったのだと思います。

 

そして息子に今日から学校へ行かなくてい

いからと告げました。

 

その時のホッとした息子の表情は今でも忘れ

られません。

 

そして学校まで出向き事情を話して、その日から

息子の不登校生活が始まりました。

 

幸いにも学校でも色々なフォローをしてくれて、

週に一度個別に授業をしてくれたりしました。

 

そして妻も学校とのつながりを持つために、

保護者会には必ず参加して学校の様子を

知るように努めていたし、私も幸いに平日が

休みの仕事ですから、休日であれば参加する

ようにしました。

 

学校の合唱祭にも、観客席から参加したり

して、完全に学校とのつながりを断って

しまわないように努めました。

 

こうした保護者の姿勢が、学校へは印象が

良かったのだと思います。

 

本当に、不登校でも息子のことを気にかけて

くれました。

 

そして、中学3年の時の修学旅行には

あまり気乗りはしなかったようですが、

クラスのみんなと京都まで出かけて行き

ました。

 

公立の中学校でしたから、小学校時代の

友人がいたのも良かったのかも知れません。

 

そして卒業式の日は、同じような不登校の

子だけで卒業式をしたのですが、息子は

どうしても参加できないと言うので、学校

へ私たち夫婦が卒業証書を受け取りに行き

ますと言ったところ、もし学校へ来られるの

であれば、一人だけでも卒業式をやりませんか?

と言われ、たった一人での卒業式をしていただ

きました。

 

卒業の祝辞やお祝いの歌まで、本当に普通の

卒業式と変わらない卒業式でしたので、私たち

夫婦も3年間の想いが込み上げてきて、涙して

しまいました。

 

 

息子が不登校なことを引け目に感じたりした

ことは全くなかったし、まして学校へ行かせ

ない決断をしたことを後悔したことも一切

ありませんでした。

 

しかし、普通に通学しているご家庭の親御さん

よりも学校との接点が多かったぶん込み上げて

くるものがあったのだと思います。

 

もしお子さんの様子がおかしかったりしたら、

無理に学校へ行かせなくともいいと思います。

 

そして、学校へ行けない君がこのブログを読んで

いたら、両親に相談してください。

 

それでも学校へ行くように言われるのなら、図書館

に行くとかしてください。

図書館は一日いても誰も文句は言わないし、マンガ

だってあります。

 

そして、図書館の人に相談するのも良いかも知れません。

 

命と引き換えにするほどのものでは無いですよ、学校は。

 

不登校だったうちの息子だって、高校には行って無事

卒業することもできました。

 

少しつまずいても、いくらだってやり直しはききますが、

それも命あってのことですから、命以上に大切なもの

はこの世の中に存在しませんからね。

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です