一眼デジカメでプロのように背景がボケた写真を撮る方法

こんにちは、ペイです。

一眼デジカメを買ったはいいけど背景がボケ
たきれいな写真が撮れない、こんな経験を
したことはないですか?

それは、もしかするとカメラの設定や使って
いるレンズが原因かも知れません。

 

 

◆ オートモードで撮影していませんか?

一眼デジカメには撮影するためのモード切替
があります。

こんなダイヤルです。

ボクが使っているこの機種でいえば、iAUTOが
オートモードに該当します。

これは、カメラメーカーが考えるお手本のような
色味の写真に仕上げてくれます。

すべてがカメラにお任せですので、同じような写真
ばかり撮れてしまいます。

これはこれで、ラクチンでいいのでしょうが・・・

これではせっかく買った一眼デジカメがもったいな
いですし、プロのように背景がボケた写真も撮れま
せん。

◆ どうすればプロのように背景がボケた写真
が撮れるのか


さきほどのモードダイヤルをAモードにしてみま
しょう。

このAモードは絞り優先モードと言って自分で絞り
値を決めれば、シャッタースピードはカメラが決め
てくれます。

なぜ?絞り値を自分で決めるのでしょう?

レンズにはf値というレンズの明るさを表す値が
あります。

このf値が小さければ小さいほど、写真の背景が
ボケやすくなります。

写真のレンズでいえば、1:3.5-5.6と書いてあるのがf値
で、3.5のほうが背景がボケやすくなります。

ですから、使っているレンズのf値の一番数字の小さい
値に絞りを調整しましょう。

◆ すごく背景がボケた写真はどうすれば撮れるのか?

一眼デジカメを買ったとき、レンズセットで買っている方
が大多数だと思います。

ボクもカメラによってはレンズセットで買う場合もあります。

しかし、レンズセットのレンズは先ほどのf値が大きいです。
(一部例外はありますが、初級者・中級者向けはだいたい
そうです)

では、どうすれば良いでしょうか?

これは、f値の小さい明るいレンズを一本購入することで
解決できます。

おすすめのレンズは焦点距離にして50mmのレンズです。

この50mmというレンズは昔は標準レンズと言われて、それ
こそキットでカメラを購入すると必ず50mmのレンズが付い
て来たくらいのレンズです。

しかも、比較的安価で明かるいレンズを各メーカー共にライン
ナップしています。

値段は実売価格で1万円代から2万円台で購入できます。

では、実際にどのくらいボケた写真が撮れるのでしょうか?

画像はオリンパス25mm/f 1.8にて撮影

ん〜さっき50mmと書いてあったのに、なんで25mm
なの?と思われた方もいらっしゃると思います。

同じ50mmの焦点距離でもデジタルカメラのセンサー
サイズによってレンズの焦点距離が変わります。

これは、センサーサイズの比較です。

先ほどの撮影画像はオリンパスのマイクロフォーサーズ
のカメラで撮影しています。

50mmレンズがそのまま50mmの焦点距離で使えるフルサ
イズのセンサーの半分のセンサー面積なので、焦点距離は
2倍となります。

ソニー35mm/f1.8にて撮影

撮影したソニー製のカメラはAPS-Cサイズのセンサー
を採用しています。

APS-Cセンサーはフルサイズに対して面積が1.5分の一
になりますので、焦点距離は1.5倍の52.5mmとなり、
50mmになったく同じにはなりませんが、各メーカー
共にAPS-C用に35mmのレンズをラインナップして
います。

 

ニコン50mm/f1.8にて撮影

 

そして、最後の画像がフルサイズのカメラで撮影した
写真です。

何となく気がついている方もいらっしゃるかも知れま
せんが、センサーサイズが大きくなるとボケも大きく
なります。

しかし、フルサイズセンサーのカメラは高価なので、
APS-Cかマイクロフォーサーズのカメラがおすすめ
です。

レンズのf値もいろいろありますが、f1.8のレンズが
各メーカー共に買いやすい値段になっています。

◆ まとめ

・カメラのモード切替をAの絞り優先モードにする

・絞り値を小さい数値にする

・f値の小さい50mm相当のレンズを購入する

おすすめの各メーカーのレンズです。

ニコンAF-S NIKKOR 50mm f/1.8G 

オリンパスM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

ソニーDT 35mm F1.8 SAM APS-C対応

ペンタックスDA35mmF2.4AL

 

 

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